まつブロ

思考の渦

新型コロナウイルス情報戦の中で平和への誓い。

新型コロナウイルスの件で思う事

 

今あちこちに陰謀論みたいなものが溢れています。

その中に真実も勿論あるとは思いますが、
特定の人種・民族、宗教を槍玉にあげている説に同調するのは非常に危険です。

 

沈鬱した空気の中で特定の的に目を向けさせる情報を拡散し目的を果たそうとしたのは、まさにナチスドイツがした事です。

ナチスに限らず歴史の常套手段。

 

この空気が戦争を呼び、ホロコーストまで正当化してしまうという恐ろしさを今一度人類に思い出してもらいたい。

 

現在欧米で「新型コロナウイルスは人種戦争であり、黄色人種国家らが連携して白人国家を襲う為に作られた」という都市伝説があり、それを信じる人も一定数います。

恐らくアジア全体の死亡率が欧米よりも低い事により生まれた説かとは思いますが、

こんなに根拠のない情報でも、混沌とした社会情勢の中ではより信じる人が増えます。

 

今の時代にそう簡単に戦争にはならないと考える人も多いかと思いますが、いつの時代も経済が疲弊し鬱屈した社会情勢というのは一番注意しなければいけない時です。

大きな権力下では情報も簡単に操れてしまう事から、より一層個人のモラルが問われます。

 

数え切れない情報があり、世界が既に情報戦になってきているのは間違いないですが、

今一度、歴史から学び、情報に踊らされず平和を意識したいところです。